タイトル
◎小説◎
-SF浦島太郎-





第10話


タロウ「うるせぇ くらえ!! 鬼神爆裂拳!!!」


イチロー「うぎゃぴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」


タロウの放った鬼神爆裂拳はイチローに命中した。


イチロー「ぐぅはぁ…… さすが究極の鬼戦士の放つ技だ…

だが、まだまだ私を死に至らしめるには威力が足りないようだな!」


タロウ「クッ!」


イチロー「そうは言うもののダメージは大きい。 今日のところは引き下がろう。

また近々会いに来るぞ… お前との確執を取り除きたいからな。 お前の力は銀河の平和のために必要なのだ…」


タロウ「銀河の平和のため? どういうことだ!」


イチロー「それではさらばだ、わが息子よ!!」


タロウ「待て!!」


…イチローは不思議な呪文を唱えると、そのまま消えてしまった。


タロウ「…姿を消す術といい、このワープの術といい、

妖しげな術に長けたヤツだな。 こんなヤツが俺の親父だというのか…」


〜続く〜


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